
メニューご紹介の名前に建物清掃はなぜ必要か?
建物において、清掃や設備管理の作業は、様々な理由から実施する必要性があります。
これから新たにビル管理の会社を導入されるお客様や、ビル管理の見直しをご検討中のお客様に、「なぜ清掃や設備管理は必要なのか」を、もう一度ご確認、ご理解をしていただきたいと思います。
建物清掃を行う理由 その1

まず第一に、「建物をキレイに保つことが極めて重要です。」建物の美観は、その建物のイメージを利用者に対して強く印象付けます。清掃が行き届いている状態は、美観の向上に直結し、訪れる人々に好印象を与えます。特に商業施設や公共施設においては、清潔な外観が利用者の信頼感を高め、訪問意欲を促進します。また、清掃を怠ると、汚れやカビが蓄積し、結果的に建物の劣化を招くことになります。これにより、修繕費用が増加し、長期的な維持管理においても負担がかかります。したがって、建物の美観を保つことは、経済的な観点からも重要であり、持続可能な管理が求められます。このように、建物の清掃は美観だけでなく、利用者の信頼を得るためにも欠かせない要素です。美観を良い状態に維持することで建物の付加価値を高めることが大切です。
例えば、
テナントビルやお住まいの物件探しをしているお客様は、必ず建物の下見の際に、建物の汚れ具合、ゴミ置き場の整理状況等のチェックをします。 そんな時、美観が良ければお客様に良い印象を残します。
また、反対に美観が悪ければ即対象外になってしまいます。
他にも、テナント様の契約更新の延長対策としても効果を発揮します!
隣に同程度の家賃でキレイな建物があれば、移転の可能性もありますね。
商業ビルでも同じです。綺麗な店舗の商品は魅力的に感じますが、美観の良くない店舗では同じ商品でも魅力ダウンで、売上や集客に差が出ます。だからこそ、ビルの運営には美観を良くする事が大切なのです。
建物清掃を行う理由 その2

建物自体を清潔な状態に維持することで、衛生的な建物環境が確保されます。衛生面を向上させることで、建物内での感染症等の拡大、蔓延を防止出来るほか、不衛生が要因で発生するほか、病原菌の媒介となるゴキブリやネズミの発生を抑制します。定期的な清掃や消毒作業を行うことで、これらの問題を未然に防ぐことができます。特に共用スペースやトイレなどは、感染症が広がるリスクが高いため、重点的に管理が必要です。また、衛生的な環境は、従業員や利用者の心理的な安心感を高め、快適な空間を提供します。結果として、利用者の満足度が向上し、リピーターを増やすことにもつながります。したがって、建物の衛生管理は、単なる清掃活動にとどまらず、全体的な運営戦略の一部として位置付けるべきです。
例えば、、、
新型、季節性インフルエンザ、ノロウイルス、風邪等の感染症がありますが、除菌・殺菌効果の高い、その時の感染症に適した清掃を行うほか、媒介となりやすい粉塵や害虫を除去することで、感染拡大防止に効果を発揮します。他にも、怖いものではカビがあります。カビの菌は目には見えない場合も多く、人間がカビ菌を吸い込むことで直接健康に害を及ぼす恐怖の菌です。現在は建築技術の進歩により、密閉率の高い建物が増えております。繁殖条件が整えばカビ菌は発生しやすく蔓延する状況にあるために、常に清潔で快適な空気環境を維持することが必要です。それにはしっかりとした清掃と室内空気に係る設備機器の適切なメンテナンスが必要です。
建物清掃を行う理由 その3

あまり気づかれていないことも多いのですが、適切なビル管理を行わないと建物及び設備機器の寿命を縮めます。空調設備や給排水システムが適切に管理されていないと、内部に汚れや異物が蓄積し、性能が低下します。これにより、エネルギー効率が悪化し、余分なコストが発生するだけでなく、故障のリスクも高まります。また、外壁など劣化が進行すると、雨漏りや断熱性能の低下を引き起こし、さらなる修繕が必要になります。これらの問題は、建物の価値を減少させるだけでなく、安全性にも影響を及ぼす可能性があります。したがって、適切なビル管理は、建物と設備機器の寿命を延ばし、長期的なコスト削減につながる重要な要素です。
例えば、、、
ワックスを塗らなければ床材は傷みます。
カーペットの清掃を行わなければすぐにカーペットが傷みます。
外壁の汚れやカビの放置は塗装、躯体が傷みます。
排水溝の詰まりも放置しておけば、水が別の場所に溜まり、その部分が傷みます。
地下水槽の清掃を行わなければ、ポンプに係る負荷も高く故障の可能性も高まります。
このように建物が傷まないように、適度な清掃を行うことで建物修繕のサイクルを伸ばすことが出来ます。また、ビルや設備機器の延命は廃棄物の発生が抑制されるため、地球環境にも優しいのです。
建物清掃を行う理由 その4

現在の日常には様々な想定外トラブルがあります。
オーナーやテナントさんとのトラブル、ご近所さんとのトラブル。
そのトラブルの中にはゴミや臭い等の清掃が原因のトラブル。
ゴミ置き場が乱雑な状態にあるといたずらや、ひどい場合には放火等のリスク。
不審者が侵入し寝床になる。
汚水槽ポンプ故障により、汚水が溢れ地階が水浸しになり営業不能。
昇降機の故障によりビルが営業できなくなる。
ボイラーの不具合によりお湯が出なくなる。
上記のような事がおこると、テナントの移転や損害賠償請求を求められる等々、ビル管理には多くのトラブルリスクが含まれているのです。しかしながら、これらのトラブルは適切なビル管理を行っていれば防げます。他にも、一見考えられないようなトラブルでもきちんとした清掃や設備管理を行っていれば回避できることも少なくありません。
