定期床清掃
１．準備
① 材料および機器用具類を用意する
② 洗浄液を決められた希釈倍数で作成する。
２．什器備品の移動
① 作業に邪魔になる備品を移動する。椅子や軽い備品などの移動する。
３．作業表示板を立てる
①作業前に、作業の安全を確認する。
②目立つ箇所に作業中立をしめす看板を設置する。
４．床面の除塵
① 自在ボウキで床を掃く
②固着物などは掃きながらパテナイフで取る
５．洗浄液の塗布
① 専用モップに洗浄液の適量を含ませて塗布する
６．洗浄
① 塗布した洗浄液が乾燥しないうちにポリッシャーで洗浄する
② まずは巾木サイドを右から左へと洗浄し次に机の下や狭いところを洗浄し、後に中央部を洗浄する
③ パットあとが適当な重なりをもつように、一定速度で平行移動しながら、むらなく丁寧に洗浄する
④ パットがあたらない凹部やコーナー部分はハンドパッドでこすり洗いをする
７．汚水取り
① 洗浄汚水が乾かないうちに、すばやく吸水バキュームで汚水を除去する
８．水拭き
① 床が乾燥しないうちに速やかに水拭きモップで拭く
② 汚水が残らないように水拭きを行なう。
９．床面の乾燥
① 拭き終わった床面は完全に乾燥させる
② 窓の開放、送風機などを使用して乾燥を早める
１０．床維持剤の塗布
① 床が完全に乾燥したことを確認してから床維持剤を塗布する
１１．床面の乾燥
① 塗り終わった床面を乾燥する
１２．什器備品を戻す
① 移動した物品を元の位置に戻す
②作業中立て看板を撤去する。
１３．検査
① 仕上がり状態に不具合はないか確認する。
② 壁､什器備品等に汚水や床維持剤が飛散していないか確認する。③ 移動したものが元の位置に戻されているか確認する。
床剥離洗浄
剥離洗浄とは
床面に塗布されたワックス層は年月とともに劣化し、黄色・褐色に変色してしまいます。
通常の洗浄作業はワックス表層の汚れを除去するだけなので、劣化したワックス層を取り除くこと
はできません。
剥離洗浄は、高いアルカリ成分をふくんだ特殊な洗剤を用いて、積層したワックスを完全に除去し
あらためて新しいワックスを塗布するため、新築当初の美観に復帰することが可能になります。
作業手順 おおまかな作業方法は通常の表面洗浄と同じですが、洗浄剤に強アルカリ性の洗剤を使用するので作業にはいくつかの注意が必要です。
1.準備
① 材料および機器用具類を用意する
② 剥離剤を定められた希釈倍数で作成する。（汚れ具合によって希釈濃度を調節する）
２．什器備品の移動と養生
① 移動可能な備品は移動する。注意！汚染のおそれがある箇所には養生シートで保護する。
３．作業表示板を立てる
① 作業前に、作業の安全を確認する。注意！剥離剤を塗布した床面は非常に滑りやすいので立ち入りを禁止する。
② 目立つ箇所に作業中をしめす看板を設置する。
４．床面の除塵
① 自在ボウキで床を掃く。
② 固着物などは掃きながらパテナイフで取る。
５．洗浄
① 専用モップに剥離剤洗浄液を十分に含ませて床面に万遍なく塗布する。
② 剥離剤がワックスを溶解するまで放置（5分から10分）した後、洗浄液が乾燥しないうちにポリッシャー (黒・茶パットを使用）で洗浄する。
③ パットあとが適当な重なりをもつように、一定速度で平行移動しながら、むらなく丁寧に洗浄する
④ パットがあたらない凹部やコーナー部分はハンドパッドでこすり洗いをする
⑤ 洗浄汚水が乾かないうちに、すばやく吸水バキュームで汚水を回収する。
６．床面の中和作業（リンス）
① 汚水回収後、床が乾燥しないうちに、中和剤を入れた水を塗布する。（この際に落としきれなかった古い ワックスを除去する）② 中和させた水分を、吸水バキュームで回収する。
７．床維持剤（ワックス）の塗布
① 拭き終わった床面は窓の開放したり、送風機などを使い完全に乾燥させる。
② 床面が完全に乾燥したことを確認してからワックスを塗布する③ 床の材質にあわせて、複数回ワックスを塗り重ねる。
８．検査
① 仕上がり状態に不具合はないか確認する。
② 壁､什器備品等に汚水や床維持剤が飛散していないか確認する。（養生シートを回収する）
③ 移動したものが元の位置に戻されているか確認する。
カーペット洗浄
１．準備
①材料および機器用具類を用意する
② カーペットシャンプー液の必要量を容器に準備する
２．什器備品の移動
① 作業の邪魔になる品物を移動する。 椅子、軽い備品などを移動する
３．作業表示板を立てる
① 作業表示板を見やすく邪魔にならないところに立てる
４．除塵
① 真空掃除機で全面吸塵する
５．しみ取り
① しみの種類を識別して特殊なしみや重度のしみを取る
② 固着物が付着している場合はパテナイフにて取り去る
６．エクストラクション方式による洗浄
①カーペット表面に前処理剤を散布する。汚れの程度に合わせて散布量を調整する。
②カーペット用 エクストラクターを用いて洗浄液を噴射し、同時に汚水を回収する。
③汚れが著しい箇所（出入り口付近など）は、噴射、回収を繰り返して行う。
７．ボンネット方式による洗浄
① カーペット表面に前処理剤を散布する。汚れの程度に合わせて散布量を調整する。
②ポリッシャーにボンネットパットを設置し汚れを除去する。
③ コーナー部分や機械の届かない部分は、ハンドブラシで洗浄する④ 後退しながらムラのないように洗浄する。
⑤汚れの状況にあわせてボンネットパッドを交換する。
８．しみ取り
① 洗浄後もシミが残っている場合は、再度シミ取りを行う。
９．起毛
① 起毛ブラシでパイルが乾燥しないうちに起毛する
② パイル目に対して、逆毛になるように起毛する
③パイルは一定方向に起毛し、抜け毛などを取り除き、足跡を残さないように後退しながら行う
１０．乾燥
① 窓の開放、送風機などを使用して乾燥を早める
１１．什器備品を戻す
① 先に移動した物品を元の位置に戻す
１２．検査
① 仕上がり状態に不具合はないか確認する。
② 壁､什器備品等に汚水が飛散していないか確認する。
③ 移動したものが元の位置に戻されているか確認する。
カーペット清掃
１．準備
①材料および機器用具類を用意する
② カーペットシャンプー液の必要量を容器に準備する
２．什器備品の移動
① 作業の邪魔になる品物を移動する。 椅子、軽い備品などを移動する
３．作業表示板を立てる
① 作業表示板を見やすく邪魔にならないところに立てる
４．除塵
① 真空掃除機で全面吸塵する
５．しみ取り
① しみの種類を識別して特殊なしみや重度のしみを取る
② 固着物が付着している場合はパテナイフにて取り去る
６．エクストラクション方式による洗浄
①カーペット表面に前処理剤を散布する。汚れの程度に合わせて散布量を調整する。
②カーペット用 エクストラクターを用いて洗浄液を噴射し、同時に汚水を回収する。
③汚れが著しい箇所（出入り口付近など）は、噴射、回収を繰り返して行う。
７．ボンネット方式による洗浄
① カーペット表面に前処理剤を散布する。汚れの程度に合わせて散布量を調整する。
②ポリッシャーにボンネットパットを設置し汚れを除去する。
③ コーナー部分や機械の届かない部分は、ハンドブラシで洗浄する④ 後退しながらムラのないように洗浄する。
⑤汚れの状況にあわせてボンネットパッドを交換する。
８．しみ取り
① 洗浄後もシミが残っている場合は、再度シミ取りを行う。
９．起毛
① 起毛ブラシでパイルが乾燥しないうちに起毛する
② パイル目に対して、逆毛になるように起毛する
③パイルは一定方向に起毛し、抜け毛などを取り除き、足跡を残さないように後退しながら行う
１０．乾燥
① 窓の開放、送風機などを使用して乾燥を早める
１１．什器備品を戻す
① 先に移動した物品を元の位置に戻す
１２．検査
① 仕上がり状態に不具合はないか確認する。
② 壁､什器備品等に汚水が飛散していないか確認する。
③ 移動したものが元の位置に戻されているか確認する。
窓ガラス清掃
1．準備
① 器具類を用意する。
② 洗浄液を用意する。
③作業を開始する前に周囲の安全状況を確認し、必要な場合には作業中立て看板を設置する。
・高所作業を行う場合は、安全マニュアルの内容に従う。
2．ガラス面に水または洗剤塗布する。
① ガラス面に水又は洗剤をたっぷり塗布する。
② 手の届かない箇所は延長ポールや脚立を使用する。
③固着物がある場合は、パテナイフを利用して除去する。（ガラス表面を傷付けないように配慮すること）
3．ウィンドウスクイジーを使う。
① スクイジーで汚れを切る。
② スクイジーをタオルで拭く。
③ 窓枠に汚水などが垂れた場合はをタオルで除去する。
4．検査
① 拭き残しはないか。
② 隅までスクイジーは届いているか。
③ 窓枠に汚れが付着していないか。
5．後始末
① 床にたれた汚水を拭く。
② 用具を水洗いする。
ブラインド清掃
ブラインドとは
ブラインドは横型のベネシャンブライドと縦型のバーチカルブラインドがあり、普通ビルで使用されているのはベネシャンブランドの横型が多く使用されています。
これはアルミに塗料を焼き付けたスラット（羽根）を横につないで上下に開閉できるようになっています。
またバーチカルブラインドは長方形の羽根を縦に鎖でつなぎ、上部のレールに取り付けて左右に開閉するようになっています。
1． 準備
① 機具用具類を準備する。
② 洗浄液を用意する。
③作業を開始する前に周囲の安全状況を確認し、必要な場合には作業中立て看板を設置する。
・高所作業を行う場合は、安全マニュアルの内容に従う。
2．ブラインド清掃（日常手入れ）
①帯電ハタキを用いて表面上の埃を除去する。
②汚れが著しい箇所は、洗剤を用いて固く絞ったタオルで拭き取る。
3．ブラインド清掃（定期的な手入れ）
① ブラインドを取り外して洗浄する場合は、固定位置などを確認してから行う。
② スラットに洗浄液を塗布して、水拭きで拭きあげる。
③スラッドを展開し、表面をよく乾燥させる。
④ブラインドを元の位置に設置する。
照明清掃
1． 準備
① 機具用具類を準備する。
② 洗浄液を用意する。
③作業を開始する前に周囲の安全状況を確認し、必要な場合には作業中立て看板を設置する。
・高所作業を行う場合は、安全マニュアルの内容に従う。
2． 蛍光管・カバー等の取り外し
① カバー付けの照明器具についてはカバーを取り外す。
② 蛍光灯を取り外す。
3． 反射板の清掃
① 反射板は、洗浄液を含ませたタオルで汚れを除去する。
② 水拭きをして仕上げる。
4．蛍光管・カバーの清掃
① 洗浄液をタオルに含ませ汚れを除去する。
② 水拭きをして仕上げる。
５．蛍光管・カバーの取り付け
① 清掃終了後、蛍光管・カバーを取り付ける。
６．検査
① 仕上がり状態に不具合はないか確認する。
② 蛍光管・カバー等が正しくセットされているか確認する。（点灯して確認）